東芝キヤリア株式会社の成り立ち

住宅関連

日本国内には、世界的にも有名な家電メーカーがいくつもあります。日本の電化製品はトップクラスだと言われています。中でもエアコン業界において、トップクラスの人気と実績があるのが、東芝キヤリア株式会社という会社です。

東芝キヤリア株式会社が設立される以前

東芝キヤリア株式会社の元となっている会社は、キヤリアというアメリカの電気メーカーです。1915年に設立されたキヤリアは、世界有数の空調機器メーカーとして知られています。1950年代に、世界の家電メーカーに先駆けて、家庭用エアコンの製造、販売に成功したメーカーでもあります。

キヤリアの日本法人として1930年に設立されたのが、東洋キヤリア工業株式会社です。東洋キヤリア工業株式会社は、日本初のエアコンの製造を行った会社で、皇居や霞ヶ関ビルに納品実績のある会社です。その後、紆余曲折ありつつ東芝キヤリア株式会社になるのですが、設立以来、一貫しておこなっているのが、熱応用ソリューションを利用した最高品質の製品の製造や提供です。現在は、世界各国でCO2の削減が求められていますが、東芝キヤリアは、エアコンの製造を通じて、地球環境の保全や改善に力を入れています。

東芝キヤリア株式会社の現在

東芝キヤリア株式会社は、1999年4月から営業が開始された会社です。こちらの会社は、株式会社東芝の中でも、特に注目度が高かった空調と設備の事業部、そしてアメリカのキヤリア社が、お互いの技術を提供し、共同研究することによって、更にレベルの高い製品を開発するために生まれた合弁会社です。2008年の4月には、東芝キヤリアに、東芝キヤリア空調システムズ株式会社と東洋キヤリア工業株式会社が新たに合併し、更なる事業拡大がはじまりました。そして。2014年の11月には、東芝キヤリア空調サービス株式会社を吸収合併するまでに至ります。

東芝キヤリアの本社は、神奈川県川崎市の幸区にあります。本社以外にも、掛川開発センターが静岡県の菊川市に、津山事業所が岡山県の津山市にあります。東芝キヤリアの代表を務めているのは、取締役社長の久保徹さんです。2022年3月31日時点の従業員の数は、東芝キヤリア単独で約2,300人、連結企業は、約6,400人ですので、合わせると9,000人近い従業員数となっています。東芝キヤリアの株主は、株式会社東芝が60パーセント、オランダ法人のCarrier HVACR Investments B.Vが40パーセントを所有しています。

東芝キヤリア株式会社のサービス内容

東芝キヤリアは、メインとなっている家庭用の小型空調設備の開発、設計、製造だけでなく、ヒートポンプ給湯器のエコキュートや、電気温水器などの事業も手掛けています。2010年の5月1日に、東芝キヤリアの家庭用エアコンとして知名度の高い大清快ブランドの製品は、東芝ホームアプライアンスというTOSHIBAブランドの白物家電を担当している製造会社に移管することになりましたが、製造自体は、引き続き東芝キヤリアが請け負っています。

東芝キヤリアは、新型コロナウイルスの影響によって、原材料の調達など、さまざまな困難があることは事実ですが、代表である久保 徹氏を中心に、様々な取り組みを行っています。結果的に、2021年の3月末時点の売上高は、90,840,000,000円となっています。コロナ禍において、ここまで明るい数字が出るのは、ひとえに企業努力の賜物だと言えます。